金融機関コード(銀行コード)・支店コードのメモ
銀行口座への送金系では金融機関コード・支店コードが必要ですが、画面上でユーザに直接コードを入力させるのは親切ではないのでどうするかの話です。
Zenn や Qiita にまとめるような内容でもないので数年ぶりのブログ更新です。
【正統派】全国銀行協会(全銀協) 金融機関店舗情報
例: 2025年度ダウンロード版: https://www.jba-digital.org/view/item/000000000002 ¥201,960(税込)
毎週データ更新あり、翌年度改めて購入必要。
SaaS やアプリユーザへの加工したデータの提供は利用規約上 NG (追加でデータの二次利用に関する契約が必要)。
この条件で問題ないのであればこれが一番確実。
ただこのページに辿り着いた方は規約的にも金額的にも問題ありでしょうからここからが本題です。
公開APIを使用する
BankcodeJP API
レート制限等はあるが無料であったり、スモールサービス等でも現実的な利用料(→ https://bankcode-jp.com/#price-section )。
実際に使用はしていないが、結構魅力的な選択肢。
ケンオール 銀行情報API
https://kenall.jp/docs/API/bank
郵便番号系のサービスから始まったんだろうなというサービス名ですね。
他にも使えそうなAPIが揃っているのでそのうちお世話になりそうです。
レート制限等は基本的になし、スタンダードプランで対応しているので、スモールサービス等でも現実的な利用料(→ https://kenall.jp/docs/plan/plan-and-pricing/ )。
実際に使用はしていないが、結構魅力的な選択肢。
なお、角ちゃんのページ からデータ提供を受けてサービス提供とのこと。
ライブラリでの対応
「ZenginCode / 統一金融機関コード」プロジェクトで一部プログラミング言語ごとに対応ライブラリが公開されています。
https://github.com/zengin-code
また source-data リポジトリでは json と yaml データが取得できる。
こちらも簡単に確認した範囲では 角ちゃんのページ からデータを取得して生成している模様。
その他(ダウンロード)
角ちゃんのページ
もう何度も出てきているが金融機関コード・支店コードをまとめて公開してくださっているサイト。
ライセンスとしてはデータの使用は個人・商用に関わらず自由に使用可能(神)。
Google スプレッドシート/CSV(K2-Automata)
https://note.com/k2automata/n/n324952fa129e
こちらは ZenginCode を元(つまり大元は角ちゃんのページ)に Google スプレッドシート形式と CSV 形式を公開している。
CSV (快適生活@IT力)
https://senrinomitiwohitoaside.com/bankdata
毎週日曜日更新とのこと。
エクセルファイルの公開は終了。
元データや更新プログラムについては確認できず。
その他(GUI)
数件ちゃちゃっと取得したいときはこちら
角ちゃんのページ
もう何度目なんでしょう。
金融機関コード・銀行コード・支店コード検索
注意事項
金融機関の合併や支店の統合でコードの廃止が発生しうる。
ある程度の期間は読み替えをするが、期間経過後そのコードでは振り込めなくなる可能性がある。
なので保存したコードは定期的に突合して是正する必要があると思われる。